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カナリヤ
2008-03-13 Thu 20:32

綺麗な声は歌うために与えられたのに
歌い方を知らないカナリヤ
綺麗な羽根は傷だらけでも
そんな痛みを知る者は ただ一人もいない


暗闇に向けられた 悲痛な鳴き声


羨ましがられ どんなに褒められても
羨望の眼差しが 小さな身体 震わせる



綺麗なはずの姿なのに それを隠すように
夜空の下で 眠りに就いた


天空に突き抜けた 届かない祈り


真っ直ぐな瞳は 救いを求めてるの
だけど誰にも気づかれず また今日も暮れていく



欲しいのは綺麗な姿でも
綺麗な声でもなくて…



羨ましがられ どんなに褒められても
羨望の眼差しが 小さな身体 震わせる




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北国便り
2008-01-26 Sat 20:10

寒さも厳しくなってきましたが
あなたはどうしていますか
そこでは白銀の風景なんて
見ることはできないのでしょう


ひんやりした感触をあなたと感じられないのが
少し 淋しいです


風邪をひきやすい私を案じてくれますが
私は元気にやっています
それよりすぐに無理をするあなたのことの方が
心配でなりません



あなたといた冬を思い出し
感傷に浸りそうなときは
これからあなたと築いてく未来を
思い描くようにしています


私の夢物語 あなたの柄ではないけれど
許してくださいね


あなたらしくないあまりに優しすぎる
言葉なんてかけないでいて
やっと堪えているものが また
首をもたげてしまいそうになるのです



何度もあなたを困らせた私の頑固さと
負けず嫌いだけど
今はそれが功を奏して こうして
待ち続けることができています

とても寒がりの私をあなたは気遣うけれど
何をどうしても
側にあなたがいなければ やっぱり私は
凍えてしまうようです




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innocent zone
2008-01-15 Tue 22:05

散らばっていく小さなこども達
ブランコへ急ぐ女の子
鉄棒のできないあの子
はじけるような大きな笑い声
伸びていく長い影踏んで
手繋いで 歩いて行った


目の前から ひとりひとり
薄れて 消えていく


つまずき 転び すりむいたひざこぞう
泣きわめいていても あめ玉ひとつで
微笑む男の子


赤く染まる空の中で
カラスが鳴いていた


「大人になっても ずっと一緒にいようね」
泥だらけになって 指きりしてた
無邪気な約束 あっという間に
窓辺でしおれている 黄色いたんぽぽ



「あした てんきになぁれ」
飛ばした靴が 幻に変わっていく


今では誰もが振り向きもせずに
足早に過ぎてく 夕焼けの公園
淋しげに揺れるブランコ 泣くように鳴っている
悲しそうに錆びてく 鉄棒が並ぶ


「大人になっても ずっと一緒にいようね」
泥だらけになって 指きりしてた
無邪気な約束 あっという間に
窓辺でしおれている 黄色いたんぽぽ

大切にそっと包んでも 想っても
もう空を見上げず うつむく たんぽぽ




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ショータイム
2008-01-09 Wed 22:31

どんな風にして私を楽しませてくれる?
真の私を見ても怖気づかずにいれるかしら
どんな方法で私の孤独 埋めてくれる?
期待外れの言葉ならもう聞き飽きてるのよ


一対一のショータイムの始まり


何をためらっているの
その手を振り上げて 私をぶてばいいじゃない
この頬を腫れ上がらせて
私の目が覚めて 貴方の愛を感じるまで



どんな文句で私を説き伏せようとしてる?
先を私に読まれるようじゃ 貴方もまだまだね


ここからが貴方の腕の見せ所


迷いなんて見せないで
その声張り上げて 怒鳴り散らしてみせてよ
私が驚きの余り
握った刃物さえ 手から落としてしまうほど



手加減なんて無用なの
半端な思いでは私を止められはしない
何をためらっているの
その手を振り上げて 私をぶてばいいじゃない
この頬を腫れ上がらせて
私の目が覚めて 貴方の愛を感じるまで




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明ける日に
2008-01-03 Thu 21:45

いつもと同じ方向から陽は昇り
時間の速さに変わりもない
私はやっぱりちびっこで
背伸びしたって届きはしない


どこかで戦争が終わったわけでもなく
諍いが無くなったわけでもないのに なぜ?


父さん いつもよりもご機嫌で
母さん いつにも増して優しいの
賑わう外では誰もが笑顔
家へと急ぐ足さえ弾んでる



変わったことと言えば壁に掛けられた
残り一枚の暦くらい
それだけなのにまるで全て新しく
空まで取り替えられたみたい


本当は何もかもまたひとつ年をとり
だんだんと古くなっていくばかりなのに なぜ?


じいちゃん いつにもなく饒舌で
ばあちゃん いつも以上に穏やかね
表で降る雪まで今日だけは
凍えを忘れて温かそうよ




明けることがそんなにおめでたいのなら
明けない日などないのだから
毎日毎日「あけましておめでとう」
一日の終わりにおめでとう



父さん いつもよりもご機嫌で
母さん いつにも増して優しいの
じいちゃん いつにもなく饒舌で
ばあちゃん いつも以上に穏やかね

お餅を頬張る口の中に
広がるものはおそらく幸せ
私は全ての理由もわからずに
ただただ 嬉しさ 持て余す





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ひとときのゆめ
2007-12-23 Sun 19:42

これがひとときの夢だってことは
十分すぎるくらいわかっていた
どうせ気がつけば何もかも覚めて
僕は現実に立ちすくむんだ


それでも目の前に差し出されれば
飛びついてしまう
なんて哀れなんだろう


どうせなら夜は明けずに 朝も来なければいい
そしたら夢も覚めたりしないはずだろう?
どうせなら夜は明けずに 朝も来なければいい
そしたら僕は笑っていられるはずだろう?



それは逃げているだけのことだって
非難されたとしてもかまわない
それは誰よりも僕が一番に
十分すぎるくらい知っているから


それでも逞しくなれないままで
そう願っている
なんて惨めなんだろう


できるなら夜は終わらずに 朝は来ないでもらいたい
そしたら夢の中にいられるはずだろう?
できるなら夜は終わらずに 朝は来ないでもらいたい
そしたら思い通りにやれるはずだろう?


どうせなら夜は明けずに 朝も来なければいい
そしたら夢が覚めることもないんだろう?
どうせなら夜は明けずに 朝も来なければいい
そしたら僕は笑っていられるんだろう?

なぁ そうだろう?
そうなんだろう?





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まがりかど
2007-12-17 Mon 21:41

午後三時を過ぎた頃
向こうの通りから歩いてくるあなたが見える
私はいつもの曲がり角で
重たいランドセル背負いながら待っていた


十字路まであなたが来たら
私は走り出すの


すぐにあなたは見つけてくれるから
その胸に飛び込んで
「わたしも いま かえるところだよ」
年中無休 私が装った偶然は上手でしょ?
あなたの香りに包まれていたい



ブランコに見向きもしないで
誰よりも早くこの門を出て 一目散
重く肩に食い込むカバンを 途中で
投げ捨ててしまったら あなたは怒るかな


そしたらまたここまで
一緒に拾いに来よう


今日はお部屋をホウキで掃いて
雑巾かけて ゴミ捨てて
ぴかぴかにキレイにしてきたの
いい子だねって撫でてくれるときを待ちながら
背伸びして こどもの顔して甘えてた



もしもあなたを見つけられたのなら
その胸に飛び込んで
「よかった やっと かえってきたね」
そして「ただいま」と言ってくれるのを待ちながら
思い切り背伸びするけど


もう届かない


風はあなたの香りを消し去って
ブランコを揺らしてる
小さなつまさきが痛いよ



あれからもずっと私は待っているの
いつもの曲がり角で
いつものあなたを

今だって私は待っているの
いつもの曲がり角で
お空のあなたを





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路上少年
2007-11-13 Tue 22:19

かわいそうだと言ってくれました
こけた頬 荒れた肌 擦りむけた手足
そんな僕を見てかわいそうだと
あなたは嘆いてくれました


だけど僕は知っています
あなたがひねった蛇口から
滝のように水が飛び出すことを
だけど僕は知っています
お腹が膨れてしまったら
ご馳走はたちまち残飯になることを



少しくらい汚れていてもいい
下水に流してしまうくらいなら
僕に飲ませてくれませんか
一掬いでも 一滴でもいい
焼けつくように渇いたこの喉を
潤わせてくれませんか



かわいそうだと言いながら
流してくれたあなたの涙は
雨より早く乾いてしまうのです
かわいそうだとつぶやいて
痛めてくれたあなたの胸は
擦り傷より早く治ってしまいます


だけどそれは仕方がないことです
あなたはこれほどまでに
渇いたことなどないのだから
あなたは最期を感じるほどの
飢えなど知らないのだから


僕が一滴の水も求めるとき
あなたは溢れんばかりのお湯に
その体を沈め 清めます
僕が一欠けのパンを這いずり探すとき
あなたは好まぬものを残し
残したものは戸惑いもなく捨てるのです


だけど僕にはできません
そんなあなたを責めることなど
だけど僕にはできません
そんなあなたを咎めることなど


もしも僕があなたなら
きっと同じことをするはずなのです
もしもあなたが僕ならば
きっと同じように思うでしょう


誰が悪いわけではありません
これが僕の授かった運命なのです
誰のせいでもありません
それぞれの空の下で
生を受けただけなのです


そして僕は思いません
あなたのような暮らしをしたいとは
決して僕は望みません
あなたのようになりたいなどとは


水も食事も溢れるほどあり
それが当たり前のあなたと
一滴の水にすがりつき
わずかな食事に手を合わせる僕


どちらが幸せなのですか
どちらを幸せと呼ぶべきですか


僕は知っているのです
喜びというものを
こんなにも





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A Goldfish
2007-11-07 Wed 21:09

嘘つきな天使がまた僕を
行き止まりの方向に導く
騙され上手な僕は
手を引かれるままに引きずられていく


仮面の下で舌を出しながら


差し出された自由は
まだおあずけのまま
よだれを垂らす
僕の目の前をちらつく



凶暴な女神は
真っ青に広がる空を見事に切り裂き
慌てふためくお天道様を
指差して笑い転げている


誰にも見えない腹の中で


わがままな僕は
餌さえもらえない金魚
ご主人様の手を
噛む術さえ知らない


差し出された自由は
まだおあずけのまま
よだれを垂らす
僕の目の前をちらつく
わがままな僕は
餌さえもらえない金魚
ご主人様の手を
噛む術さえ知らない


天使か 女神か
それとも金魚か
誰に罰は下ろうか






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花絨毯
2007-11-01 Thu 10:22

絨毯のように咲き誇り
揺れる花がとても可愛らしくて
あなたにも見せてあげたくて
夢中になり両手いっぱいに摘んだ


喜ぶあなたを想像するだけで
嬉しかった


少しでも早く色とりどりの花達を
見せてあげたくて
来たときよりも長く感じる帰り道
駆けていったんだ



あなたが待ってる暖かい家に
もう少しずつ近づいてきて
小さい小さいこの胸は
踊るように弾み
期待に満ちていた


あなたはどんな顔をして
喜んでくれるだろう


迎え出てくれたあなたを前に
息を切らしながら
両手をそっと広げれば
力無くしてしおれてる花が顔を出す



僕はただとても悲しくて悔しくて…
でもあなたは優しく微笑んでみせるから
なおさら涙を止まらなくさせたんだ



見せてあげたかった

色とりどりの花達

見てもらいたかったのに

綺麗な花達を…


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